また、人に対して優しく接することが出来るようになりました
女性(I.N さん)

私は1年前にパニックと強迫神経症のためにカウンセリングを受け始めました。
恋人とのちょっとしたトラブルに対して全てを否定的に捉え、自分のマイナス面しか認めることが出来ない状態に疲れ果ていたからです。

自分の中ではこの生き方が当たり前でしたが、好きな人を信じることが出来ない。安心して過ごす事ができない。
無駄な妄想をして自分を苦しめていることから脱出したく、カウンセリングを受けながら、その価値観が子どもの頃から根付いているものである事に気付きました。

幼い頃から母や祖母が全てを否定的に捉え、悪いことがあると「●●を見たから縁起が悪いと思った」と言い聞かされていました。そのため、心理的に不安定な状態の時に嫌なものを見たり、聞いたり、触ったりしたものへの恐怖が拭えなくなりました。
同じ環境下におかれると苦しくなります。

ただ、実際に同じ環境におかれた時に必ず嫌なことが起こるとは限らない。思い込みであることがカウンセリングを通して感じるようになりました。

マイナスに思い込むと人はマイナスへ自分を導いてしまう。
プラスに思い込むとプラスへ導いてくれる。
その感覚を覚えた時に、自分が今求めている物、安心できる環境は何かを考え、自分の中の拘り、雁字搦めの価値観から少しだけ楽観的に物事をみる習慣、訓練を先生の指導のもとに続けてみました。

カウンセリングと次のカウンセリングの間に先生へ1度のメールを送ることができるため、不安になった時の逃げ道があったことや、楽しかったことや自分にプラスになることがあった時も先生へ報告できたため、自分の気持ちを再認識するきっかけになりました。
また、人に対して優しく接することが出来るようになりました。

カウンセリングの回数も減らしながらではありますが、じっくりゆっくり自分を受けいれみつめる時間を大切にしています。
自分のリセットの時間としてカウンセリングを受け、自分らしい安心した生き方をこれからも見出していきたいです。